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プロフィール
花名刺の京冨
花名刺の京冨
平成2年12月31日、父が動脈瘤破裂のくも膜下出血を患い、仕事を継続するのが困難となり、家業の印刷業を継ぐ決意をしました。その時に、様々な方々に様々なお世話をしていただきました。その方達には一生を掛けて、恩返をしていきたいと思っております。
元々は京都の花街宮川町に25年間住んでいたこともあり、舞妓さんや芸子さんとは幼いころから接点が有りました。
また、花名刺と言う物にも、幼いころから接していました。その文化を少しでも全国の方々に知ってもらいたく、「花名刺と千社札の京冨」を立ち上げました。
是非、一度ホームページにも訪問してみてください。

http://kyotomi.com

2013年06月20日

活字のお話 パート5

昨日に引き続き、本日も活字のお話を…。

組版をするにあたって、活字が必要なのは言うまでもありませんが、活字以外にも、「インテル」「こみ」と言う物が必要になります。あと、ピンセットも…。

「インテル」は、木製や金属製の物が有ります。主に名刺を組版する時には、行間を空けたり、改行する時に間に入れたりします。長さは統一していますが、厚さは当店では4種類を使い分けています。


名刺組版用の木製「インテル」です。インテルとインテルの間の物は、メタルベースと言います。(詳しくは後日。)


「こみ」は、活字と活字の間に「挟み込むもの」で略して「こみ」と言っています。主に文字間のバランスを取るのに使うものです。
「こみ」の種類は多く、文字の大きさごとに数種類ずつあります。文字と同じ大きさを全角、それの2倍、3倍、4倍、それ以上の物も…。また四分の一、三分の一、二分の一と…。文字の大きさによっては八分の一も…。


当店で使っている「こみ」の一部と、花名刺印刷用に組版したものです。活字は2号の草書体を使っています。  


Posted by 花名刺の京冨 at 20:07Comments(0)活字